新聞で見かけた「用語」
質問:「ドライブ・バイ・ダウンロード」って?
今朝の新聞に全面広告で
いつもの旅行サイトをあけたとたん、あなたのデータは盗まれるかも知れない
っていうキャッチフレーズと一緒に
未知の脅威 ドライブ・バイ・ダウンロードとありましたが、要するにコンピュータのウイルス(ってやつ)なんでしょうか?
まず、訳すると・・・・
ドライブ=「動く」(あるいは、あなたのパソコンを「動かす」)~ソフトを!
バイ=「○○によって」
ダウンロード=「取り込む」
「ダウンロードによって、アナタのパソコンでソフトを起動させる」
で、この記事では、そういった、勝手な(悪意ある)動作を
「パソコンの持ち主(=あなた)の知らないうちにやられる可能性がありますよ!」
という点を警告しているのです。
音楽のファイルとかをサイト(インターネットのホームページ)から、
自分のパソコンの画面(ブラウザ)で聞いたりする時には、
実際には、音楽再生するための電子的なデータを、
インターネットの線を通じて、手元のパソコンへ
一旦取り込んだりしています。
自分の聞きたい音楽のファイルなら、自分で知ってて
「ダウンロード」して楽しんでるのですが・・・・
悪意のあるサイトとかでは、うまく、気づかれないように、サイトへやってきた人のパソコンへセキュリティの弱点をついてこっそり電子データを忍ばせたりするコトも最近では(技術的には)可能になってきてます。
「サイトの10%にドライブバイダウンロードの危険性」--グーグル調査
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20348876,00.htm
で、
こっそり、勝手に、他人のパソコンへ持ち込もうとたくらむのは、
マルウエア(悪意あるソフト~ウイルスとか、スパイウエアとか)ですね。
個々人で、「変なサイト」に行かないコトを徹底するのも必要ですが、うっかりひっかからない為にも、セキュリティ対策は、必要かと思います。
パソコンの寿命とはっ?(その2)
質問:なんでいきなり壊れる(動かなくなる)その2
つい○年前くらいかな、コレ買ってまだ大して使っていないのに・・・
とりあえず年賀状やってみようって始めたんですが、最近メールとかも知り合いとやり取りしてるけど、使ってる時間っていわば一年も無いくらいなのに、なんでこうなったんでしょう。パソコンって普通みなさん何年くらい使うものなんですか?
昨日まで確かに動いていたのに、今日、いきなり動かなくなるのは何故なのか・・・・
どのくらいの期間、本当なら、動くものなのか・・・
トラブルの対応に出向くと、よく質問されます。
昨日の続き・・・・
設定が壊れる(パターン2)がなんでおきるのかと言うと
(これまた、いたって私見ではありますが)
まず最初に考えられるのは、設定ファイルの書き戻しの際に失敗して壊れる。
電源をいきなり切ったとか、あるいは、メモリー上でエラーが出てるような状態で書き戻したとか。
プログラム、ないしOSが動作する時には、設定ファイルはメモリー上にロードされていて、パソコンの終了の時(いわば、電源を切る時)に書き戻しが行なわれます。
書き戻しが上手くいってないと、設定もおかしいものに。
ユーザが気をつけておけば避けられるのは、電源の切り方でしょう。
いきなりコンセントを抜いてはいけません。
また、プログラムとかがおかしかったり、ハードウエアの調子が悪かったりして、「プツン」と切らなければならないような事になると、設定ファイルがおかしくなってしまう可能性が出てきます。
あるいはメモリエラーが設定ファイルに反映してる場合は、ちと避けようが無いことになります。
あと、人為的なミス。
直したつもりが直ってないとか・・・・
とりあえず試しのつもりで設定いじってうまくいかなくなったとか・・・
どちらの場合でも、普段から設定ファイルの控えをとっておけば、安心ですね。
専門用語的に言うと
設定ファイル = レジストリ
控え = バックアップ
「レジストリのバックアップを取っておけば、いざという時リカバリできますんで・・・」
「控えがあったらなんとかなるもんですよ」
かえる山本のよく言うセリフです。
では、控え・・・・そいつのやり方は・・・・
次回(^^)
パソコンの寿命とはっ?
質問:なんでいきなり壊れる(動かなくなる)
つい○年前くらいかな、コレ買ってまだ大して使っていないのに・・・
とりあえず年賀状やってみようって始めたんですが、最近メールとかも知り合いとやり取りしてるけど、使ってる時間っていわば一年も無いくらいなのに、なんでこうなったんでしょう。パソコンって普通みなさん何年くらい使うものなんですか?
昨日まで確かに動いていたのに、今日、いきなり動かなくなるのは何故なのか・・・・
どのくらいの期間、本当なら、動くものなのか・・・
トラブルの対応に出向くと、よく質問されます。
まず、お伺いして、状況とかを拝見してみると、
「壊れてる」状態は、大きく2つのパターンに分かれます。
パターン 1
どっか機械的に壊れてる。
例) ハードディスクが、ガラガラ音を立てている!。
例) フタをあけて中を見ると、焼け焦げた跡が!。
例) 電線(LANの線とか、モニター(テレビ)の線とか、コンセントとか) のコネクタがグラグラになってる。
パターン 2
どっか設定が壊れている。
例) レジストリ(XPとかビスタとかのカスタマイズの情報)が壊れてる。
例) いろいろいじって元に戻したつもりが戻ってない(勘違いした)。
→→インターネットのプロバイダさんから聞いて設定したユーザ名 パスワード
例) フリーソフトを試しに入れてみたら、前とダブルクリックした時の動きが違う
機械的に壊れる(パターン1)がなんでおきるのかと言うと
(いたって私見ではありますが)
ハードディスクの中には金属製の円盤とか入ってましてそいつの表面にデータを書いたりしています。
使用中に衝撃(カツンッ)とかやると、読み書きしてるヘッドが円盤に当たったりするとやはり痛みが出やすいです。
内部の焼け焦げはたいていの場合、その部品の「質」による問題なので、今時の「コストダウン」の影響でしょうか・・・昔(20年前くらい)使われていた上質(高価)なパーツとは違って、それなりのモノになってるんでしょうか・・・タフさに欠けると思います。
(もっとも、求められる精度は格段に高くなっているんですけど)
と言っても、購入一年以内のPCではさすがにそういった症状はまず見かけません。
あと、湿気の問題・・・設置場所が「多湿」の場合、金属部の傷みは早くなります。
(市販、一般の)パソコンは、事務室などの環境で使用するのを前提に考えられているだけに、洗濯機や冷蔵庫のようなタフさはさほどありません。ホコリが多いと、湿気によるダメージを助長します。
(タフをセールスポイントにしているパソコンはあります<水の中に落っことしても大丈夫とか、サランラップに包んでもOKとか)
コネクタとかは、やはり、「抜き差し」は丁寧に。
どうしても(抜き差し)頻度が高くなりやすいのは、ノートパソコンの電源やUSBです。
接触不良でのトラブルは予兆がわかりやすいかと思います。
本格的に断線する前に、修理に出しましょう。
ちなみに、昨年では、トラブルで見に行って、もっとも古い(現役が長かった)パソコンは1997年製のWindows95 の動いてるパソコンでした。
長寿と言っても、普段使いしてるパソコンとなると、10年くらいが限界でしょう。
(設定が壊れる(パターン2)の話は・・・明日にします。)
メールが飛ばなくなった!
症状:インターネットは普通に使えてるのに、なぜかメール送信できない
メールは見てるばっかりであんまり使っていないんですけど、今日、ちょっと送ろうとしたら(メールが)飛ばないんです。
今年になってから何もさわっていないですし、ホームページとか普通に見れてるし、宣伝メールとかいっぱい届くんでネットはできてる筈なのに・・・こんな事ってあるんでしょうか?
世間にはクズメール、スパムメールを大量に送る人がいます。
また、パソコンに感染して個人情報等をネットへ勝手に流しだしちゃうウイルスも。
そういうよからぬサーバー利用を抑える為に、接続プロバイダさんが、(入り口で)制限をかけた場合があります。
どんな制限なのかと言うと・・・・
ネット接続にて、
本来、自分が契約しているメールサーバは素通りして
他所さんのメールサーバへ直接メールを送りつけるのは通さない
インターネットが始まって以来、メールの送信は「ポート25」という
約束の元に、各サーバやルータは、メールの受け渡しを行います。
(イメージとしては「バケツリレー」みたいに)
で、接続プロバイダさんとしては、
「ポート25」を利用してメールを送ってくるメールは・・・
自分のところのメールサーバを利用するお客さんならOK
他所へ行くのなら、通さない!
という制限を昨年あたりから始めておられます。
最近では、So-netさんで、ポート制限を開始されています。
2007年2月20日(火)より、「So-net 光 (Tシリーズ)」に対して【Outbound Port25 Blocking】を実施しました。「So-net 光 (Tシリーズ)」をお使いのお客さまで、急にメールが送信できなくなった方は「OP25Bの効果」をご参照下さい。
一度、各プロバイダさんの案内、ないしHPでメールソフトの設定方法を一度確認してみましょう。