ビル・ゲイツ氏が引退
2008年06月30日
7月からは「会長職にはとどまるが、今後は夫人と設立した慈善団体の活動に重点を移す」との事
引用元 YOMIUIRI ONLINE
ちなみに、ゲイツ氏、自らの引退を発表してたのは2006年の頃
年代を振り返ってみるなら・・・・
1995 WIndows 95 (「インターネットへ簡単接続」が売りに・・・)
1998 WIndows 98 (ブラウザの高機能化 しかし、不安定要素もどんどん増加)
2000 2000年問題(コンピュータネタが世間の話題をさらい、注目を集める)
2002 WIndows XP ( やっとこさ安定したインターネット接続の為のパソコンOSが登場)
XP以前(たとえばWindowsMeとか)の頃では、まだまだWindowsは脆弱なインフラで、ネット使うにもその仕様のもつ可能性をうまく生かしきれてなかった。
それが・・・・
2002年くらいから、ブログも始まって、Google もどんどこ大きくなってきた一因には、きっとXP登場による、しっかりしたOSのインフラが廉価に(徹底的に)販売されて広まったのもあるんではないかと思えます。
安定したインターネットマシンであるXPの発売がライバルを育てるような結果になったのは、別に皮肉な事態でもなんでもなく、きっと、インターネットを用いて広がる「新しいイノベーション」においても、きっとゲイツ氏は彼なりのマイクロソフトが勝てる計画を立てていたのですが。
はずした・・・・とわたしは思います。
(あくまでも個人的意見ですよ・・・)
現WIndows系OSのビスタを見てると、
テレビ(あるいはビデオやデジカメ)をライバルと見立ててたような
そんな節がありありと見受けられます。
より、エンドユーザに近づくにあたって、
現在、エンドユーザーがなじんでいる「サービス」を
さらに高品質(便利で、いろいろできる)にして提供していけば、
(現在TVの持ってる)シェアを獲得できる。
ところが実際には、JAVAが安定稼動するパソコンの上で、大きくユーザーに受けたのは
Youtube (ユーチューブ)
インターネットインフラを持って、TVに勝つポイントは、その(ハード的)画質ではなく、その(Web2.0的)コンテンツだったんですね。
でも、仮にゲイツ氏が 2003年頃にそれに気がついていたにしても、マイクロソフトが取れる戦略は、あくまでも、OSやアプリケーション販売による成功を目指すしかなく、コンテンツが無制限なバリエーションをもって発生してくるインターネット(Web2.0)のポテンシャルは、追い風にしようがなかったでしょう。
ビルゲイツ氏が始めた、ソフト使用者を囲い込んで、ソフト使用料をもらうようなビジネスモデルに大きく動揺が走り始めた今、ビルゲイツ氏が引退していくのは、象徴的な出来事ではないかと思います。
引用元 YOMIUIRI ONLINE
ちなみに、ゲイツ氏、自らの引退を発表してたのは2006年の頃
年代を振り返ってみるなら・・・・
1995 WIndows 95 (「インターネットへ簡単接続」が売りに・・・)
1998 WIndows 98 (ブラウザの高機能化 しかし、不安定要素もどんどん増加)
2000 2000年問題(コンピュータネタが世間の話題をさらい、注目を集める)
2002 WIndows XP ( やっとこさ安定したインターネット接続の為のパソコンOSが登場)
XP以前(たとえばWindowsMeとか)の頃では、まだまだWindowsは脆弱なインフラで、ネット使うにもその仕様のもつ可能性をうまく生かしきれてなかった。
それが・・・・
2002年くらいから、ブログも始まって、Google もどんどこ大きくなってきた一因には、きっとXP登場による、しっかりしたOSのインフラが廉価に(徹底的に)販売されて広まったのもあるんではないかと思えます。
安定したインターネットマシンであるXPの発売がライバルを育てるような結果になったのは、別に皮肉な事態でもなんでもなく、きっと、インターネットを用いて広がる「新しいイノベーション」においても、きっとゲイツ氏は彼なりのマイクロソフトが勝てる計画を立てていたのですが。
はずした・・・・とわたしは思います。
(あくまでも個人的意見ですよ・・・)
現WIndows系OSのビスタを見てると、
テレビ(あるいはビデオやデジカメ)をライバルと見立ててたような
そんな節がありありと見受けられます。
より、エンドユーザに近づくにあたって、
現在、エンドユーザーがなじんでいる「サービス」を
さらに高品質(便利で、いろいろできる)にして提供していけば、
(現在TVの持ってる)シェアを獲得できる。
ところが実際には、JAVAが安定稼動するパソコンの上で、大きくユーザーに受けたのは
Youtube (ユーチューブ)
インターネットインフラを持って、TVに勝つポイントは、その(ハード的)画質ではなく、その(Web2.0的)コンテンツだったんですね。
でも、仮にゲイツ氏が 2003年頃にそれに気がついていたにしても、マイクロソフトが取れる戦略は、あくまでも、OSやアプリケーション販売による成功を目指すしかなく、コンテンツが無制限なバリエーションをもって発生してくるインターネット(Web2.0)のポテンシャルは、追い風にしようがなかったでしょう。
ビルゲイツ氏が始めた、ソフト使用者を囲い込んで、ソフト使用料をもらうようなビジネスモデルに大きく動揺が走り始めた今、ビルゲイツ氏が引退していくのは、象徴的な出来事ではないかと思います。
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Posted by 石山かえる堂 at 16:41│Comments(0)
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